信州最速理論

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何を食べたら速くなれるか

「何を食べたら速く(強く)なれますか?」


 

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このような質問を受けることがある。
特に中学生からよく聞かれる。
 
 
速い人は普段どんなものを食べているのか気になるものだ。
 
私も速い人が何を食べているのか気になって調べたことがあるが、意外と普通だったことを覚えている。
 
 
 
長野マラソンのとき、当日ケニア人と朝ご飯を一緒に食べたことがあるが、クロワッサンを食べていた。
 

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私はそれからクロワッサンを食べることにしている。
 
焼き立てのサクサクのクロワッサンは美味しいからだ。
 
 
 

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公務員ランナーの川内優輝選手はマラソンの前にはカレーライスを食べて調整している。
 

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「マラソンの前日にカレーライスは良くない」とか「レース前に刺激物を摂っていいのか」と心配する意見をよく聞くが、冷静に考えて欲しい。
 
インド人は毎日カレーを食べている。
そして、インドの人口は世界2位だ。
 
もしカレーが良くないものだとしたら、インドの人口はここまで増えていないだろう。
 
だから大丈夫だ、カレーが好きな人は安心して食べればいい。
 

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私のオススメはダムカレーだ。
ぜひ決壊しながら食べて欲しい。
 
 
 
 
さて、ここからが本題だが何を食べたら速くなれるか。
 
いろいろ調べたが、実は私たちは何を食べたら強くなれるのかを小学校で習っている。
 
 
これを見て欲しい。
 

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小学校の家庭科の教科書だ。
 
 

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もちろん文部科学省の検定を受けている。
 
 
この教科書の中に大事なことが書かれている。
 

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強くなるためには、栄養のバランスを考え、多くの種類の食品を食べることが必要だと書いてある。
 
当たり前のようなことだが、実はこれがなかなか難しい。
 
なぜなら、たくさんの食材を揃えるにはお金も手間もかかるからだ。
 
さらに食材にはそれぞれ旬があったり、産地が違ったり、料理によって組み合わせも変わってくるので、ただたくさんの種類を集めればいいというわけではない。
 
 
シューズやウェア、練習メニューにこだわるランナーは結構いる。
私の周りにはナイキの契約選手でもないのに、ナイキしか使わない人だっている。
 
しかし、食材にこだわっているランナーは少数派だ。
 
そんな私は、もちろんその少数派の1人だ。
 
 
なぜならば、
「食べることも練習のうち」だからだ。
 
 
そして食材と言えば、まずは牛乳だろう。
牛乳は搾りたてが一番だが、うちには乳牛を育てるほどのスペースがないため、買っている。
 
なるべく搾りたてに近いコンディションがいいので低温殺菌牛乳を選んでいる。
 

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もちろん、美味しい。
これはスーパーでは入手できないので、県外から独自のルートで取り寄せている。
 
 
 
また、トーストには発酵バターを使っている。
バター風味のマーガリンを使っていたこともあるが、私は本物志向なのでマーガリンを卒業することにした。
 
 

乳酸菌の力で発酵させて作られているのでやはり風味が違う。
これは農協で手に入れることができる。
 
 
 
 
そして、バナナはもちろんコロンビアバナナだ、やはりこれは外せない。
 

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オーガニック認定を受けている。
女子力を高めるためにもオーガニックは欠かせない。
 
 
 
この他にも挙げればきりがないが、食材にはこだわっているつもりだ。
 
 
食材にこだわるということは、身体作りにもこだわっているということだ。
 
私たちの骨、筋肉、血液は食べ物からできている。これを忘れてはいけない。
 
もし、トップアスリートを目指すなら、また速くなりたいなら、シューズやウェアだけでなく、自分の身体の素になる食材にもぜひこだわって欲しい。
 
低温殺菌牛乳発酵バターから作られた身体は、きっと負けないだろう。